ごあいさつ

教育の現場でがんばる人たちが、疲れています。

4,000名から8,000名へ。文部科学省の発表によれば教育機関における病気休職者の数は、97年度から07年度にかけて倍増したと言われています。
そのうち精神的な疾患と診断されてしまったものは1,600名から4,995名と3倍以上に。 現在の教育現場に存在する“負荷の大きさ”、とくに心理面でのストレスは、もはや容易に跳ね返すことができない重さであることが読み取れます。一方で、そのような体制や環境の改善、ソーシャル・サポートなどの対応は、まったく十分ではありません。

健康ではない=病気、ではないはずです。

長期的に心身の疲労が蓄積すれば、回復はますます困難になっていきます。そもそも“自分の状態”に適した医療機関を見つけること自体、簡単ではありません。心療内科や精神科の受診も、敷居が高い。そういった戸惑いのもととなるのは、いざ受診したとたん、不本意な「病名」が与えられ、薬の飲用を“指示”されてしまうからでもあります。

病名がつく前に。ココロとカラダがちょっと不調なときに相談できる。NISEに会いに来てください。